明けましておめでとうございます。2023年こそ良い年でありますように。
さて2022年内に解決できず、もち越しで動いている案件をご紹介します。いずれも当会から行政などに申し入れ、返事を待っているものです。
1. 千葉県に対し、12月5日に出した「安全な計画に変えて」という申し入れの回答を迫っています。
同様の申し入れは組合と市に対しても出し、どちらからもこれを拒否する回答が来ていますが、県からはまだ来ていないからです。1月16日以降、面談にて受け取りたいとお願いしています。
2,11月17日から行われている(株)フジタによる事業地への土砂の搬入は、「千葉県土砂運搬適正化対策要綱」に抵触するのではないかと、千葉県に対し抗議しています。
要綱は沿道住民の生活障害防止のために定められたもので、業者は県に対し、土砂搬入の30日前までに土砂の量、搬入経路、トラックのナンバーなど、細かく申請したうえで作業に入るよう定めていますが、フジタはこれを行っていません。
要綱↓
業務担当の葛南土木事務所管理課が、県庁の県土整備部県土整備政策課と協議の上、回答をくれることになっていますが、正直言って県の対応は遅すぎます。なぜ回答にそんなに時間がかかっているのか理解に苦しみます。
3,市の盛り土担当部署である廃棄物指導課に、盛り土に関する9つの質問を出し(12月22日)、その回答を待っています。
たとえば、持ち込まれる土砂はどこから来るのか。現在、土砂は習志野市の埋立地から運んでくるという届けが出されているようですが、9月末にフジタが近隣住民に行った工事説明会では、東京方面から持ってくると言っていました。(もし違った場合、付随して提出している汚染残土の検査結果が意味をなさなくなるため、土砂の出所は重要です)。
4,(株)フジタ東京本社に対し、計画改善に向けた話し合いを申し込んでいます。
現在のところ断られていますが、引き続き交渉予定。
5,令和元年東日本台風で大きな被害を受けた一宮川(茂原市など)流域の市民団体と、市川市の真間川流域の市民団体、および当会で、流域治水を千葉県に根付かせるための意見交換を予定しています。
今後、計画改善に向け、できることをさらに行っていきます。閲覧者の皆様も、ぜひ事業組合や市、県に対し、電話やメールで思いを伝えてください。それが事業計画を変える大きな力になります。どうぞよろしくお願いいたします。
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