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そして誰もいなくなった・・・県も逃げの一手



 前回の活動レポートでお伝えしたように、当会は他の市民有志とともに県の都市計画課の班長と面談し、流域治水の旗振り役である千葉県の熊谷知事に対して「千葉県が座長となり、洪水の危機を回避するために流域の関係5者(県、市、組合、㈱フジタ、住民)による協議の場を設ける提案書(1/19付)」を手渡しました。「流域治水」では、洪水を回避するために、流域に関わる人たち全員(住民を含む)が知恵を出し合い、ともに努力することを求めているからです。


 その後、例によって連絡をよこさない県に電話で問い合わせたところ、メディカルタウン事業は市の事業なので5者会談は市が座長になるべきで、そのように市に伝えておくとのこと。ちょっと待て。それはあまりに無責任かつ失礼な態度。そこで当会は改めて2/13付で以下の趣旨の質問書を県に出し、文書による回答を求めました。


  • 県は市と一緒に何年もかけてこの事業を進めており、危険な現計画が策定・実行されるに至った責任の一端は県にもある。

  • 流域治水は県が主導するものであり、現に海老川流域治水プロジェクトも県が策定している。また一宮川では県が先頭に立って流域治水プロジェクトを進めている。

  • 現在の計画のままなんとしてもこの事業を進めたい船橋市が5者会談を受け入れる可能性は低い。市が5者会談の開催を拒否した場合、再度県が座長となって開催してもらえるか。


 そしてまた、待つこと1カ月以上。やっと送られてきた県の回答は「開催については市と協議する。流域治水に関わる東京湾北部圏流域治水協議会海老川水系部会に話は伝える」というもの。まるで県に責任はないかの如く、市に話を投げておしまいです。県が毎回文書に入れてくる「流域治水を推進する」という言葉がむなしく響きます。

 もちろん市からは何の連絡も来ていません。


 そして回答があった直後の4/1付の県の人事異動。驚いたことに、これまで当会の交渉相手だった人たち(都市計画課、河川整備課、葛南土木事務所の幹部・職員)すべてが異動でいなくなりました。本当に一人残らず・・・。人事異動は世の常とは言いながら、ここまで見事にいなくなることは滅多にないと県職員OBたちからも声があったほど。驚くべき逃げっぷり。


呆れつつも、人が代れば良いこともあると、新しい展開に期待しています。





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