1月19日(木)、当会を取りまとめ役とする市民有志の会で、知事に対し、県、市、市民、事業組合、(株)フジタ(業務代行者)の5者による、洪水回避のための会談を提案しました。
その根拠は、
1,国の新水防理念「流域治水」では、「もはや施設(ダムや河川工事など)では洪水は防げない。関係者が総力を挙げて洪水対策すること」を求めている。
2,海老川水系は令和4年9月1日に県の大洪水対策「流域治水プロジェクト」の対象水系に指定されており、関係者が全力で洪水対策をしなければならない。
の2点です。
この事業は洪水の安全性の検証結果が出る前に、知事による都市計画決定が下りてしまったため(令和4年3月4日)、「危険とわかっていても、誰も事業を止められない」状態になりました。
また組合も市も事業の市民説明会を拒否し、昨夏は詐欺的な安全性の検証まで行って、直後にフジタが工事を開始。住民が納得しないまま工事が強行されている状態です(文春オンライン ➡《洪水の危険あり》船橋市で進行中の「メディカルタウン構想」に千葉県、識者、市民がかけた「待った!」)。
盛り土はどんどん進み、このままでは今夏にも洪水が起きるかもしれません。だからこその提案です。責任をなすりつけ合ったり批判し合うのではなく、虚心坦懐に、今できることを5者が平等な立場で協議する。船橋を救うには、それしかありません。
閲覧者のみなさんもぜひ県(都市計画課)、市(都市政策課)、組合(地主達)、フジタ(組合事務局&工事受注者)に洪水の危機や会談の開催を求める電話やメールをお願いいたします。それが一番効果があります。
【事業全般】
● 事業主 海老川上流地区土地区画整理組合・事務局 047-489-1971
Email…kukaku.info@ebigawa.net
〒273-0001 千葉県船橋市市場2-9-2 青木ビル1階
●(株)フジタ → 上記組合事務所と同じ
● 船橋市 都市政策課 047-436-2523
● 千葉県 都市計画課 043-223-3161
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