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県に計画の変更を求めています

更新日:2022年8月17日


海老川調節池の予定地(未着工)。排水能力の低い海老川下流を助けるためとして昭和51年に計画されている。

不可解な県の提案


 5月21、22日に市民説明会が開かれてから、早2か月。表向き、やり直しになったシミュレーションの結果を、市も組合もフジタ(業務代行業者)も市民も待っている状態です。新たな結果を示す市民説明会はいつになるのか。5月の段階で都市政策課は「半年はかからないと思う」と言っていましたが、7月末に問い合わせたところ、「8月中になる可能性もある」ということでした。状況を見守ります。


 それにしても今回県が提案してきたやり直しの条件は不可解なものでした。すなわち、以下の2つをシミュレーションの条件に加えるよう求めてきたのです。

  1. 海老川調節池の暫定供用(部分的な運用)の早期開始に努力するので、暫定供用後の状態で検証する。

  2. 海老川下流の河床掘削をする。


 しかし、1の暫定供用の開始は「土地区画整理事業の工事が終わるまでに」というもので、工事の終了予定は開始から12年後とされています(2022年開始なら2034年頃)。

これについてある議員は、「まだ10年以上先の話。その間はどうするのか。また県が本当に工事をするかわからないのに、そんな条件を入れるのは危険だ」と言っていました。同感です。

 また「海老川下流を掘って深くしても、洪水対策にはならない」と市内在住の元建設省技官は指摘します。



現在、県と交渉中


 なぜこんな不可解な条件を加えてきたのか。本来であれば市や県に説明を求めるところですが、当会はそれをしていません。理由は、


1. 知事に出した請願(4月8日提出)の返事を待っているから(請願書は文末参照)

  • 請願① 飯山満川の拡張工事が流域の洪水リスクにならないと証明されない限り、工事を行わないこと。

  • 請願② 海老川上流地区から出る水を安全に流下させるための、新たな治水計画を立てること。

 この請願に対し、県からは3回「現在検討中なので、もう少し回答を待ってほしい」という連絡が来ています。最後の連絡は6月下旬。

 この回答がシミュレーションの結果とリンクするのか。市民にとってうれしい回答になるのかはわかりません。しかし検討していることがわかっている以上、その返事を待ちます。



2. 県への働きかけを継続中


 この事業を認可したのは千葉県知事。つまり計画を変更させるには知事が事業の危険性に気づき、市に働きかけなければならないと考えます。そのため、内容はお話しできませんが、県に対し働きかけを続けています。


誓願書はこちら









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