メディカルタウン構想(事業)の見直しを求める運動は新しい段階に入っています。「メディカルタウン構想の賛否を問う住民投票」を実現させようとする運動です。住民投票が実現すれば、市民はメディカルタウン構想に「反対」か「賛成」かを投票によって意思表示することができます。(→「メディカルタウン構想を考える市民連絡会」に協力しています)
受任者を募集しています
ただ住民投票は簡単にできるものではありません。その実現までのプロセスはちょっと複雑です。まず「住民投票をやって」という署名を集め、市民の希望と意見を条例形式でまとめた文書と一緒に市に提出します。それを市議会で審議し、可決されれば住民投票実施になります。
市民がすることは署名集めだけなのですが、この署名集めにはルールがあります。たとえば署名は「受任者」と呼ばれる人しか集められません。受任者とは「署名を集めてもいいですよ」と手を挙げ、「市民連絡会」に登録してくれた人です。
受任者は船橋市の選挙権をもつ人ならほとんど誰でもなれます*。受任者と言われると重く感じるかもしれませんが、やることは対面で署名を集めるだけ。普通の署名集めと同じです(ただし代筆署名は不可)。また、受任者の名前がどこかに公開されることはありませんのでご安心ください。
* 国家公務員と公立学校の先生は(署名はできますが)受任者にはなれません。
署名開始は10/2。署名期間は11/2までの1か月間。その間に最低でも船橋市の有権者1万3千人の署名を集めなくてはなりません。厳しい署名活動です。ですからたくさんの方に受任者になって頂く必要があるのです。
住民投票実現までの流れ
これまで私たちと一緒にメディカルタウン構想を考えて来て下さった皆様にお願いです。どうぞ受任者登録をして下さい。そして住民投票を実現させましょう!
詳しくは「メディカルタウン構想を考える市民連絡会」のホームぺージをご覧ください。受任者登録もホームページからできます。
これまで市長と市議会が市民の声を聞こうとしてこなかったことをご存知の皆さんは、市議会はまた市民の声(条例案)を否決するのではないかと思われるでしょう。もちろんその可能性は高いです。でもこの事業に疑問をもつ市民が増えてきていることを知った市議会議員たちの中に、ちゃんとこの事業について勉強しようとする動きが出ています。事実、今月(9月)の市議会では8人の議員がメディカルタウン構想(海老川上流地区開発)について質問するそうです。これまでなかった動きです。市民が声を上げれば議員は動きます。あきらめてはいけません。
この事業は間違いなく船橋市の負の遺産になるでしょう。今市民があきらめ、無関心を決め込んでしまったら、このあともメディカルタウン構想のような事業が、市民を置き去りにして次々と進められることになりかねません。それを避けるためにも、市民の声を市政に届ける住民投票を実現する運動に参加して頂けませんか。
「メディカルタウン構想を考える市民連絡会」を中心に、「流域治水の会 船橋」も全力で走ります。
Comments