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  • ryuikichisui

疑問続出。やり直しシミュレーションの結果説明会 2(治水以外)

更新日:2022年9月4日




参加者の声 - 続き


● 都市計画について

たとえば念田川の周りは湿地だったところ。そんな所に家を建てさせていいのか。→【市】開発行為への許可基準に基づいてやっている。


海老川と支流周辺の市街化が進んでいる。海老川水系全体を見て治水と都市計画を考えてほしい。


市は海老川上流地区は市の中心だから拠点として開発すると言うが、あそこは海老川の支流が集まる場所。治水の中心として活用することを考えるべき。


市は虫食い乱開発が進むのは良くないと言うが、それは市の都市計画の具体的ビジョンがないから。虫食い乱開発の責任は市にある。


希少な生物が生息し水も溜められる貴重な場所を、どこにでもある何の変哲もないまちにすることが開発か。失うものの方が多いのではないか。そのあとの自然環境への影響やヒートアイランドのことは考えているのか。→【市】動物は周辺に逃げる。希少植物は移植する予定。ヒートアイランドについてはわからない。



市の責任


この事業の責任者は誰か。→【市】組合


この事業は松戸徹市長の政策の「一丁目一番地」だというなら、なぜ市長が説明会に出てこないのか。公務で忙しいと言うが、最重要政策に関わる説明会より大事な公務があるのか。→【市】無回答


自分は組合員(地権者)だが、市が組合に言っていることと、ここで言っていることは違う。こんなことになっていることをほとんどの組合員が知らない。市と組合と市民が話し合う場をつくれないか。


資料に入っている土地利用計画図は市による「希望」計画図だろう。昨年10月に縦覧された、組合がつくった最終の事業計画図によれば、医療センター以外の土地のほとんどが商業地になっている。どこがメディカルタウンか。また市のホームページには、いまだに発表当初の夢いっぱいのメディカルタウン構想が載せられている。市民を欺いている。事実を反映するようにホームページを刷新するべき。→【市】ホームページを刷新する。


医療関連施設を誘致するのは誰か。→【市】組合だが、現実的にはフジタ。


 市は市議会で千葉大医学部と連携すると言っていた。市が出ていかない限り千葉大医学部がまともに取り合うはずがない。本気でメディカルタウンにする気はあるのか。→【市】千葉大医学部と連携していく。またたとえばフィットネスクラブも健康増進施設と考えている。


県の都市計画審議会の付帯意見では、「住民に対し御理解いただけるよう丁寧に説明を重ねること」を求めている。今回の説明会ではシミュレーション結果を理解・納得した人は誰一人いないようだ。これでは付帯意見を守ったとは言えないのではないか。→【市】やるべきことはやったと考えている。



県の責任

なぜ安全性の検証も市民説明会も終わっていないのに、(3月4日に)都市計画決定を出したのか。本来はそれらがなされて、安全な事業だとわかってから許可を出すべきではないのか。→【県】事業は原案どおり都市計画審議会で採択されている。付帯意見は意見でしかない(事業を許可するための必要条件ではない)。

なぜいつ完成するかわからない2つの工事を、シミュレーションの条件に入れさせたのか。→【県】無回答。


被災者が出るとわかっているのに、県は市に、そうならない計画に改めるよう指導しないのか。→【県】それは市と事業者がやること。


海老川も飯山満川も県が管理する二級河川。流域治水の理念から言えば、県、市、事業者、市民が総力を挙げて洪水対策をしなければならないはず。なぜそれをしないのか。→【県】無回答。



その他

医療センターはなぜあの場所になったのか。移転しても大丈夫なのか。負の遺産になるのではないか。移転のメリット・デメリットなど、移転に関する情報が見つけられない。→【市】他に移転場所がなかった。土地のかさ上げや地盤改良で対応する。知りたいことがあれば都市政策課に問い合わせを。


3年前の行財政改革に関する審議会で、市長は「今後船橋市の人口は減るので税収も減る。だから受益者負担を見直す行革が必要。たとえば子育てに関する自己負担を増やす」と言ったので驚いた。それなのになぜ市税を入れてまで開発事業をする必要があるのか。→【市】人口は微増している。またふつうの開発ではなく、メディカルタウンにするという特別な開発である。


今回の事業と県の対応は、国が推進している新しい水防理念「流域治水」に逆行している。海老川水系全体の治水を考え、事業をより良いものにするために、市、県、市民、組合などの関係者が話し合う場を作ってほしい。→【県】市民の皆さんの声を聞くように努力する。

 

 一方的に聞くのではなく、必要なのは話し合い。知事のリーダーシップを。



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