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どんなシミュレーションだったのか

更新日:2022年9月2日



説明会に参加できなかった方のために、配布資料に書かれていないことを補足します(青字部分)。あくまで説明会での質疑にもとづく理解であることをご了承ください。


配布資料はこちら


シミュレーションの手法

3つの雨量で、事業実施前と後の洪水浸水深をハザードマップで比較

(青字は説明会での説明)


降雨条件


1) 高頻度:海老川流域の24時間総雨量163ミリ(ほぼ1時間50ミリに相当)

2) 計画規模:海老川流域の9時間総雨量221ミリ(ほぼ1時間70ミリに相当)

3) 想定最大規模:海老川流域の9時間総雨量516ミリ


内水氾濫は含まない


事業地外の土地利用等は変わらないことを想定

 

 事業による宅地造成や調整池等が与える影響を調べるために、事業地以外の土地利用などの変化は考慮していない。令和元年発表のハザードマップ策定時に使った条件(平成22~27年の土地利用など)と同じにしている。


事業後のハザードマップには、県が実施を予定している以下の河川整備を反映


  海老川下流部の河床掘削 ➡ 河口から長津川との合流点まで深さ1m。

  海老川調節池の暫定掘削 ➡ 7ha x 深さ50cm。容量3.5万㎥。

用地買収は予定地全体の95%まで完了。


  これらの整備がいつどういう形で始まり、いつ完了するかは未定。ただし県はこの土地区画整理事業が完了する頃(R14~16年)までにこの二つを整備できるよう努力する。


これらの整備は県の河川整備計画に基づいて行うものであり、この土地区画整理事業のために行うものではない。


潮位は満潮時を想定(シミュレーションでは海老川の水位は使われていない)


  想定最大規模の場合:高潮時の最高水位 AP+5.3

  計画規模および高頻度の場合:朔望平均満潮位 AP+2.1



シミュレーションの結果


 すべての降雨パターンで、土地区画整理事業後の下流域での浸水深はおおむね減少。事業地周辺で浸水深が増加しているエリアについては組合と協議を続ける。



説明会での参加者の懸念や解説はこちら ➡

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