9月14日、市に対し申し入れた「事業そのものの市民説明会開催」の申し入れの回答が28日届き、開催は拒否されました。
市はこれまで、この事業は海老川上流地区土地区画整理組合(地権者たちから成る組織)と(株)フジタが行う私的な開発であり、事業の責任は組合にあるとしてきました。
しかしメディカルタウン構想には医療センターの移転、新駅や道路の建設など、公共事業がふくまれます。また市は組合と事業の認可権者で、事業には巨額の市税を投入する以上、市にも説明責任があるのは明らかです。
しかし拒否。その理由は、既に何回も説明会や案の縦覧を行っているという、驚くべきものでした。その中には令和3年10月に行われた、市民の意見書を出させない脱法的な事業計画書の縦覧もふくまれていました。(→ 市民と都市計画を無視した区画整理の認可手続き)
8月の洪水の説明会では、参加者が皆、事業の説明会の開催を求めたにもかかわらず、市は今回の回答の中で、「その時、事業の説明をした」と嘘までついています。
市長はとことん、全市民に対する説明から逃げています。
これで組合、市の、どちらからも事業の説明会開催を拒否されました。巨額の市税を投入する「船橋市の将来に関わる重要な事業」(市長)であるにもかかわらず、一度も市民説明会を開かないなど、あってはならないことだと考えます。
ぜひみなさんの声を市に届けてください。
都市政策課 047-436-2523
市民の声を聞く課 047-436-2784
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