船橋に線状降水帯が来た
更新日:9月9日

かつて当会に、「船橋市に線状降水帯は来ませんよ」と言った市の幹部がいました。だから海老川上流地区を埋立て市街化しても大丈夫、と強弁したかったようです。でも今回恐れていたことが起きました。今後こうした事象は増えるでしょう。だからこそ、個人の備えだけでなく、水害を最小限に抑えるまちづくりが必要なのです。
さて、千葉県の他の地域に比べると船橋市は降雨量が少なく、近隣の市川市や柏市のように死者も出ませんでした。一見被害は小さかったように見えますが、本当でしょうか。
当会は船橋に降った雨のデータとその考察を「豪雨の記録」ページの「千葉豪雨」に3部作としてまとめています。どうぞご覧ください。
◆雨量・水位
2026/8/13~14に千葉県を襲った線状降水帯は、船橋に1時間62ミリの雨をもたらしました(薬円台のアメダスの記録)。長津川、海老川と、船橋の西部や中部にある雨量計でも60ミリ近い雨量を記録しています。海老川では13日の18時頃、約1時間、氾濫危険水位を超えました。海老川は千葉県北西部でどこよりも早く氾濫危険警報が出る川です。
雨のピークは長津川(外)18:20頃、海老川18:20頃、薬円台19:00となっており、同じぐらいの勢力の雨雲が西から東に移動したようです。ただし不思議なのは 飯山満(はさま)川。雄鹿野(おじかの)にある水位計は、14:45頃雨のピークを示しています。ここだけなんで? 謎です。
小室(市の北部)、習志野台第一、坪井近隣公園の調整地の水位計は19:50頃がピーク。2年ほど前にライブカメラが付いた市東部を流れる木戸川 は、残念ながら雨量計も水位計もないので詳細は分かりません。でも木戸川の環境を守る市民の会の方の話によると、水位は思ったほど上がらなかったとのこと。
他にも今回は2023年や2013年の台風の時ほど川の水位が上がらなかったという証言があります。その考察は「千葉豪雨① - 船橋の概況」に収めています。
「海老川流域で証明- 遊水地の重要性」では、なぜ海老川が溢れずに済んだのかについて考察しています。どうぞお読みください。 (2026年9月7日編集)

★添付の写真は市場町のアンダーパスの状況。トラック、なんで突っ込むかなあ。あと内水氾濫の常襲地、西習志野では、今回も床上浸水の被害が出たそうです😮💨 ここの改善は市の治水の課題ですね。



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