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この1年半の活動報告

  • ryuikichisui
  • 4 日前
  • 読了時間: 4分

更新日:1 日前


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 この1年半、当会が行ってきた主な活動をご紹介します。徹底的に情報公開請求をし、現地調査を重ね、市に質問状を出し、面談を重ねて、治水や海老川上流地区土地区画整理事業(メディカルタウン)の改善を求めています。

 なお当会の発足は2022年(令和4年)1月10日です。2024年3月までの活動は過去記事をご覧ください。


<市川市の流域治水を学び、発信>


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◆かつて同じ都市型水害を経験し、水害の克服に努めた歴史を持つ船橋市と市川市。船橋市では1994年の河川改修終了後目立った治水対策はなく、現在は市の後押しで水害リスクを高める開発(メディカルタウン構想)が行われている。一方市川市は、市民、県、市が協力して治水の努力を継続し、今や「流域治水」の先進地となっている。その市川市に学び、船橋の状況改善にどう生かせるかを考えるために、セミナーおよび現地視察(嘉田由紀子参議員とともに)を行った


詳しくはこちら→

<市民技術者たちとともに事業の問題点を明らかに=工事中断>


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◆2024/5~ 当会と市民技術者たちが、調整池工事に関する調査を開始。あんな軟弱地盤に深さ4mもの調整池が作れるのか、という疑問が出発点。調整池は「これがあるから洪水対策は万全」と市が主張するものだったが、次々と問題が発覚


◆2024/7 市民技術者達と共に市とフジタに技術的な問題、助成金の問題などについて質問状


◆2024/10/4 質問状の返事をもらうため、市と面談。フジタと組合にも出席を求めるが出てこず。山崎都市政策課長が手続きの不備(後出参照)を認め、「通常の手続きにもどすよう努力する」と発言。その言葉通り、10月から1号調整池工事をふくむ造成工事が中断。2025/9現在、再開のめどは立っていない


◆2025/2/7 明らかになった事業の問題点(工事、助成金)について意見書を提出。メディカルタウンの現状と今後について市民説明会を開くよう求める。→拒否回答


明らかにしたこと=フジタの設計ミス①豪雨の時は念田川から1号調整池に水が入ってしまうこと ②液状化対策の失敗/必要な手続きも協議もせぬままフジタが工事を開始したこと/市がフジタが約束を守らずに工事を開始したことを黙認し、令和4年度の助成金を払ったこと/雨水排水の全体計画を立てていないことなど


詳しくはこちら→ 

調整池工事でわかった事業の問題点


◆2025/4~9時点 「雨水排水の全体計画」の認識が市と私たちとで異なるため、事業地内だけでなく、事業地外も被災させない全体計画の策定を求めていく


<医療センター用地の土壌汚染問題>


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◆2024/8/15 NPO「残土・産廃問題ネットワーク・ちば」の藤原寿和代表と念田川の土壌汚染調査を実施(金属スクラップヤードの排水口と川底の4か所から土砂を採取)。東京農工大の渡邉泉研究室に分析を依頼。11月に結果が出、高根川との合流点以南で高濃度の鉛や猛毒のタリウムが検出される。また念田川は22種類の物質で汚染されていることが明らかになった


◆2024/12/27 当会をふくむ市民団体5団体で、医療センター予定地とその周辺の土壌汚染調査を求める申し入れ→拒否回答

 

(市民5団体は2023/8に事業地の第2ブロックから基準値を超える鉛が検出された時にも徹底調査と汚染源の特定を求めたが、拒否されている。5団体…三番瀬を守る会、シビルまちづくりステーション、ふなばし子どもの家、メディカルタウン構想を考える市民連絡会、当会)


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◆2025/1/14 医療センター予定地とその周辺の土壌汚染調査を求める3回目の申し入れ(上記5団体)→拒否回答




<市民が提案する医療センター用地の使い方「夢プラン」展>

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2024年3月に船橋市が海老川上流地区内の4.2haを医療センター用地として

57億4140万円で購入。市民の土地になったことから企画。審査基準を満たした作品13点は、すべて印刷して市長に贈呈


  • 作品募集期間6/26~7/25(審査員/嘉田由紀子参議院議員、近藤昭彦千葉大学名誉教授、河野博子フリージャーナリスト)


  • 2024/8/5~8/12 作品展(於・船橋市民ギャラリー)


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<飯山満川改修工事の検討。千葉県と協議>   最新!


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◆2025/9/18 今の設計ではイメージしている新飯山満川は造れない可能性を葛南土木事務所に伝え、設計の変更を提言する予定(当会と市民技術者たち)







<その他>



  • 2023~ JR東日本、東急不動産、長谷工と、市場町のJR社宅跡地開発の治水対策について協議。グリーンインフラによる水害対策を要望


  • 大雨や台風のたびに海老川水系の河川の状況をチェック


  • 2024/10 市に新病院予定地脇を流れる念田川の溢水状況を知ってもらうために、「雨量から見る念田川溢水のリスク」(2023、2024年)のデータを提出

 

  • 2025/1/25 「病院用地の3つのリスク(洪水、軟弱地盤、土壌汚染)を知ろう」のセミナー開催(メディカルタウン構想を考える市民連絡会との共催)

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